「働き方改革」 実際に良くなっていくものなのでしょうか?
皆さま こんにちは
「働き方改革」という言葉がニュース等でよく出ています。
政府は、様々な今後の指針を打ち立ており、これから先、とても良くなるようにきこえますが、メリットばかりではないなと思いました。
この「働き方改革実行計画」の中で、まだ具体的にはっきりと決まってないようですが
パートタイム労働法、労働契約法、労働者派遣法の改正を図る
ことがきまっているようです。
例えば、
・労働者に対する待遇に関する説明の義務化
が加わるというものです。
国は、今、非正規という概念をなくしていきたいと考えています。
それは、非正規と正規との待遇の差が、労働者のやる気を失わせ生産性が落ちている
との考え方からのようです。
正規、非正規という違いによっての待遇差をなくし、同一の労働をするものは、
同一の賃金を支給するという「同一労働同一賃金」の導入を考えているようです。
しかし、こういった改正は、企業活動に与える影響はかなり大きいものになりそうです。そこは、国も考慮しているみたいで法施工までの準備期間はしっかり確保するとしてます。
なので、先ほどの
労働者に対する説明の義務化 がでてきます。
非正規の労働者に対して、待遇に関する説明義務を設け、正規雇用労働者との待遇差に関する説明義務を設けるというものです。
まだまだこれから先、多くの決め事が出てきそうですが、「同一労働同一賃金」
が完全に取り入れられると、
納得のいく待遇になり、様々な社員に活躍の場が設けられ、生産性もあがるかもしれません。
しかし、長い目で見ると、人件費が高騰し、賞与が支払われなくなり結局労働者の処遇改善になったのかと疑問が出てくる時がくるかもしれません。
様々なメリット・デメリットを検証したうえで、改革は行ってほしいものです。
繁實