有期契約労働者の無期転換への準備は進んでいますか? PART2
皆さま、こんにちは。
朝、晩とぐっと冷え込み、冬はもうすぐだなと感じさせる季節ですね。
さて、前回のブログで、「無期転換ルール」について触れ、
経営者の方が、有期社員の方の人数や勤続年数について整理すること、
つまり、"会社で働いている有期社員の方の現状把握"から始めましょう
という事をお伝えしました。
今回のブログでは、
STEP2 社内の仕事を整理し、無期転換後に任せる仕事を考える
についてです。
”社内の仕事の整理、有期から無期の社員へ転換後にどのように活躍してもらうか”
という事ですが、従来の「正社員」との違いは何なのか
を考え出すと、非常に悩ましいと感じます。
ちなみに、厚生労働省は、
・仕事の内容の分類分けや
有期から無期社員へ転換する方の役割や責任を明確にすること
と唄っています。
また、無期転換した労働者の方を準社員と位置づけ、責任ある仕事を任せようとする
会社様も出始めてるみたいです。
私自身、何故、こういった法律が施行されるのか、無期転換を行うことによる
経営者の方のメリット、従業員の方のメリットを今一度考えてみることにします。
次回は、今回の話題の答えともなりそうな、
「適用する労働条件の検討、制度の設計、それに伴う就業規則の整備」
について書きたいと思います。
繁實
制度の見直し、助成金の活用、就業規則の作成など広島市安佐南区の社会保険労務士事務所石山社労士事務所にご相談ください